一 + 止

Posted by mai on 2011年5月12日 under memo |

この頃になって、「神様のカルテ」を読み始めました。
主人公は松本の一般病院に勤務する、一止先生。
入院しているおばあさんが、彼に言った一節が目にとまったのでメモ。

「一に止まると書いて正いという意味だなんて、この年になるまで知りませんでした。
でもなんだかわかるような気がします。人は生きていると、前へ前へという気持ちばかり急いて、
どんどん大切なものを置き去りにしていくものでしょう。本当に正しいとことというのは、
一番初めの場所にあるのかもしれませんね」

夏目漱石を敬愛するがゆえの主人公の古風な語り口調と、
たまにのぞかせる彼の天然っぷりが面白いです。
今夜から、第2巻。